2013年7月18日木曜日

モイファーの奇跡

 はい、どうも、長電話をしてたら、21時になっちゃって、ブログのアップが遅れた者です(苦笑)

 今日は、夕飯にミニトマトをいただきました。

 


 毎日、ちょくちょく採ってはいるんですが、結構ポンポンなってくれているので、今日もいただきまして、味的には、結構イケました(^o^)

 何回か、このブログでも紹介させていただきましたが、ビニールハウスで育てていて、水があまりいらないので、結構、ほっといても、実がどんどんついてくれるので、結構、我が家では、重宝しています。




 この写真は、赤い実を採った後の写真ですが、こんな感じで実のつきはいいので、赤くなったら収穫→実がつく→実が赤くなる→赤くなったのを収穫する・・のサイクルがうまく回っていて、ここまでくれば、後は放っといてOKなんで、ミニトマト栽培は成功かなぁ・・といった印象です。

 ちなみに、普通のトマトも育てていて、こっちは、実がついていますが、まだ青いので、食べれるようになるまで、あと一週間くらいかなといった感じです。

 なので、あえて写真は撮らなかったので、収穫の際に、写真をこのブログに載せれたら・・と思います。

 えっと・・今日は、電話に夢中で、大して書く内容用意してないんだよな・・(苦笑)

 全然、詳しくない事とか書いてみますか?

 森選手、二度目のGⅠ制覇おめでとうございます_(._.)_
 いやぁー、きっとスマップの皆さんもよろこんで・・・ね?こんな変な空気になっちゃうでしょ(^_^;)

 じゃあ、なんで書いたのか?って言われたら、さっきまでそんな話を知人から聞かされてたからです。

 で、俺は、全然そっち方面詳しくないけど、黙って話聞いてるのも悔しいから、爆風スランプの「さよなら文明」をずっと歌って、電話切ろうと試みて、あえなく失敗ですよ(笑)

 「おなら、おなら、おなら、さようなら~♪」って歌って、話流そうとしたけど、逆に流されて、俺のジャブは届いてないのか?と思ってたら、電話相手から「ツヨシよりも、お前がしっかりしろよ・・」って返されたので、俺のジャブは、しかっり届いてはいたみたい・・効いてなかったけど・・・何の話?(笑)

 ってか、森君って聞いて、俺が真っ先に思い浮かんだのが、ハイキックとツヨシしっかりしなさいって辺りが残念すぎるわ・・。

 もう、悔しかったから、「今日~人類が~♪」って歌ったけど、「文明じゃなくて、人類ね・・・絶対、言うと思ったわ」的な事、言われて、あえなくKOされちゃいました(苦笑)

 駄目だわ・・専門外の話でも、書いてるうちに、広がってくかな・・と思っても、全然、話が広がっていかない(^_^;)

 でも、このままブログをアップすると、物凄く、80年代後期~90年代前期の匂いが漂っちゃったまま、更新することになっちゃうので、ちょっと、違う話をしたいと思います。

 以前、ポリネシアンという馬について、スズメバチのエピソードを書きましたが、今日は、また別の馬のエピソードについて、書きたいと思います。

 その馬の名前は、「モイファー」です。

 昔、アイルランドの海岸で、ある漁師が、浜辺にでたところ、一頭の馬が、倒れているのを発見した。

 漁師は、そのほとんど虫の息だった馬に、餌と水を与えてみたところ、馬はよろよろと立ちあがったので、自宅に連れて帰り、離れ小屋に収容し、毛布を被せ、火を焚いて、一晩中、手厚く介抱した。

 その夜、漁師は、眠っている馬を見守りながら、イギリスのターフ当局へ〈ジョッキークラブの人間を派遣して、この馬を見てもらいたい〉と手紙を送った。

 漁師は、数日前に、〈オーストラリアからリバプールに向かう船が、アイルランド沖で嵐に遭い、その船に乗せられていた、オーストラリアのモイファーという偉大な障害馬が、海中に投げ出された〉という記事を、新聞で目にしていたからだった。

 ジョッキークラブから連絡をもらったモイファーのオーナーは、半信半疑だったが、とりあえずアイルランドに出発することにした。

 助け出されてから二週間ほど経っていたが、馬は、以前、弱っていて、病気だった。
 ほとんど、立ち上がることもできない状態だったが、やってきたオーナーが触ると、親しげに小さな声でいなないた。

 「モイファーだ!」

 オーナーは歓喜の声をあげた。

 獣医の診断によると、「回復できる」との事だったが、オーナーは、そもそもの輸送の目的である〈グランドナショナル大障害〉というレースには、出走できる状態にあるとは思ってなく、命をとりとめ、種馬になってくれさえすれば、御の字だと思っていた。

 〈グランドナショナル大障害〉は、障害が30以上あり、距離も4マイルを超える過酷なレースで、三月に開催される。

 そのレースの当日。

 モイファーに騎乗するはずだったバーチ騎手が、オーナーの元にやってきて、二人で、馬房のモイファーの様子を眺めた。

 モイファーは目を輝かせてそわそわしている。

 モイファーは、明らかに本能から、これから何が行われるのか知っており、自分はそれに出走するのだと思っているような様子だった。

 そこでバーチ騎手は、「実は、手違いがあって、モイファーの出走取り消しがなされてなかったようなんです。そこでどうでしょう?馬もやる気になっているようだし、出走させてみませんか?」と持ちかけた。

 オーナー「バカな事を言うな!数週間前まで死にかけていた馬だぞ!?」
 
 バーチ「本気で言っているんです。ちょっと走ってみて、どこかに少しでも異常が見られたら、すぐ止めれば、馬にも支障はないと思うのですが・・・。」

 調教師は、バーチ騎手の意見を与して、すでにその日の朝、少し走らせてみたところ、異常は見当たらなかった。
 そこで、オーナーは、何かあったらすぐ止めるという条件で、しぶしぶレース参加に同意した。

 パドックにモイファーが登場すると、大観衆は、その勇敢な出走に大喝采を送ったが、皆、モイファーがゴールまでたどり着けるとは思っていなかった。

 レースが始まると、モイファーは緩いスピードで、最後方を進んだ。

 最初の障害に差し掛かると、馬は怯んでいるかのようにみえたが、バーチ騎手はやさしく囁きかけ、軽く叩いて励ました。

 最初の障害でのジャンプはぎこちなく危うく転倒しかかったが、何とか体勢を立て直して、次の障害へ向かった。

 この時点で、バーチ騎手は、馬を止めようかとさえ思ったが、もう少しだけ、モイファーのペースで走らせてみようと思った。
 すると、次の障害のモイファーのジャンプは、危なげのないものだった。

 以後のモイファーは、以前のような華麗な飛越を、思い出したかのような走りを見せる。
 他の馬たちが飛越できないフェンスも、モイファーは華麗に飛び越える。
 そして、最後の直線。

 モイファーは先にいる馬たちに詰めかかる。
 観客から、驚愕の叫び声が上がる。
 大外を通って、一頭ずつ先行馬たちを交わすと、賞賛の嵐の中を、なんと一着でゴールして見せたのだ。

 こうしてモイファーは、グランドナショナルの栄冠を手にしてみせた。
 
 観客も関係者も、皆、信じられない光景に感動していたが、一番感動していたのは、レースを観戦していたイギリス国王エドワード七世であった。

 国王は、オーナーの元へ行き、モイファーの買い取りを申し出た。
 オーナーは手放してくなかったが、国王の頼みを断ることもできず、買い取りを受諾。
 こうして、数週間前まで死にかけていたモイファーは、国王の持ち馬となった。

 引退後も、国王はモイファーを可愛がり、式典パレードの時の、自らの乗り馬として愛用。

 エドワード七世が崩御すると、葬送式典で、モイファーは、その亡骸を運ぶ砲架のすぐ後ろに、空の鞍をつけて、したがっていたそうな・・。

 以上が、モイファーのエピソードで、 最初、この話を聞いたときは、作り話でしょ?と思っちゃったくらい、壮絶なエピソードですね。

 人間だって、嵐の日に海に落ちて、数日経っても、発見されなかったら、まず助からないし、助かっただけで奇跡的なのに、レースに勝って、国王の愛馬になるって・・(驚)

 という事で、駆け足でしたが、モイファーのエピソードを紹介してみました。

 もうそろそろ日が変わりそうなので、今日はこの辺で。
 また、どこかで、こんな感じのエピソードが書ければと思います。
 では_(._.)_
 


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