それで、食器っていうのは、夢占い的には、金運とか、生活面を表してて、その食器が、豪華ってことは、金運アップとかの意味で、その食器に盛られてる食べ物の量が多いかどうかでも、金運・財運を占うことができるはずなんだけど、俺の食器じゃなくてさ、猫の食器だったんですよねぇ・・。
猫が、たんたんと、飯を食う夢。
で、猫は以前書いたとおり、財運アップとは別に、気まぐれな女性に振り回されるとかって暗示の意味合いもあるから・・一連の猫の夢っていうのは、俺の金運・財運が好調だよ!って意味合いにもとれるけど、見方によっては、まわりの女性に振り回されて、その女性に金運を吸い取られてるって見方もできるような・・・母ちゃん、どう思う?(笑)
この夢をみて、「猫の茶碗」っていう落語を思い出した。
江戸の商人が、ある田舎の茶店で休憩をした時の事、そこの店主が、猫に茶碗で食事をあげてました。
商人がその茶碗をよく見てみると、江戸で売れば、三百両で売れるであろう代物。
そんな茶碗で猫に食事をあげてる店主に呆れながらも、ここは高価な品を安く手に入れれるチャンス。
そこで、商人は店主にこう切り出します。
商人「じいさん、この猫はかわいいね。」
店主「いや、我が家は猫が多くて困っているんです。」
商人「それじゃ、この猫、売ってもらえないかな?」
店主「でも、飼ってますと、愛着がわきますもので・・」
商人「では、五両で買おうじゃないか」
店主「こんな猫に五両もいいんですか?」
商人「やけに気に入っちゃってね。」
店主「それでは、これからこの子を、よろしくお願いします。」
商人「あいよ。ときに主人、この茶碗なんだが、猫が食べ慣れているだろうから、もらっていくよ。」
こうして、猫を買った商人は、内心、ほくそ笑みます。
これで、三百両の茶碗が五両で手に入った。
しかし店主は、こう答えます。
店主「猫は差し上げますが、その茶碗は勘弁してください。」
商人「いいじゃないか、こんな茶碗の一つくらい・・。」
店主「とんでもない。この茶碗を江戸で売れば、三百両はするであろう代物ですよ。」
商人「へ!? なんで、そんな品だって知ってて、この茶碗で、猫に食事を与えてたんだい?」
店主「いえね、そうしますと、猫が五両で売れるんですw」
商人「やられた~」
・・と、まあ、そんな内容の話なんですが、夢占いの結果に、少しリンクする部分もあって、なんとなくこの話を思い出してしまいました。
多分、こういうやり取りって、現代でも、土地とかをめぐって、割と見られるんだろうけど、やっぱり、凄い生臭い話だし、あんまり聞いてて、気持ちいい話ではないですよね。
だけど、そういう話を、笑い話にするあたりが、落語の面白さというか凄さというか・・。
物語に出てくる、「猫」と「茶碗」っていう存在も、「猫」を「財運」と「周りのものを振り回す気まぐれな存在」とおいて、「茶碗」を「金運」だと置くと、欲に目がくらんで、茶碗を手に入れようとして、逆に猫を買わされてしまう商人の話も、なんか心理学的に、結構辻褄あってて、面白いなと思う。
夢占いを、心理学的側面で、捉えていいのか?って意見もあるだろうけど、茶碗の売買に巻き込まれる側の猫が、夢占いでは、「きまぐれ まわりの人を振り回す存在」という見方もできるってのは、猫は、実は振り回してる側でもあるっていう見方が立つわけで、なんか、ややこしいなぁと思う。
まあ、一番、話をややこしくしてるのは、俺なんだけどね・・。
茶碗を買おうとしたつもりが、猫を飼う事になった商人もいれば、猫の夢見て金運上がってると信じ込んで、満10000日に振り回されてロト買って、外しちゃうバカもいるし・・、まとめると、欲を丸出しにすると、ろくな事にならないということで・・(^_^;)
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