好きな戦隊キャラクター

　自分は戦隊ものが好きなんですが、長く続いているシリーズなので、好きな作品は何ですか？と聞かれると、あれもいいな、これもいいなってなっちゃって、なかなか一つに絞りきれません。
　ただ、好きなキャラクターは何ですか？と聞かれると、真っ先に名前が挙がるのが、「電撃戦隊チェンジマン」のチェンジペガサスこと、大空勇馬です。
　という事で、今日は、その大空勇馬君の素晴らしさについて、少し語りたいと思います。

　チェンジマンは地球守備隊の隊員たちで、要は軍人さんなわけで、日々、キツイ訓練をしているのですが、この大空勇馬は、第一話の「訓練中」に朝食のご飯をおにぎりにして、携帯するという離れ業を披露しています。
　それを見て僕は思いました。あ、こいつ好きかもって。
　で、完全にこの人大好きだわって思ったのが、第五話の「ペガサス逮捕指令」ですね。
　まず、タイトルがずるいです。なんだよ「逮捕」って(笑)　除隊じゃなくて？
　
　その第五話の内容なんですが、うる覚えで申し訳ないですが、確か、チェンジマンの敵のゴズマって組織が、ある宝石を探してるんですよ。
　その宝石が、敵の作戦の要になるとか、敵の怪人のパワーアップに必要とかって理由で。
　で、その宝石を、大空勇馬が持っているって事が分かったゴズマ側は、地球守備隊のお偉いさんの孫をかっさらって、お偉いさんに、宝石泥棒の容疑で大空勇馬を喚問させるんですよ。

　孫をさらって、お偉いさんを操れるなら、他に、いい案あったんじゃないの？って意見は無しで。

　突然呼び出しをくらった勇馬君。仲間をみすみす差し出してなるものかとチェンジマンの隊長　剣飛竜は大激怒。
　そんな中、喚問が始まります。

　お偉いさん「君は、数日前、宝石を手にいれたね？」
　　　　　勇馬「知りません。」

　そこへ、怒りの飛竜隊長が、バイクで（！）突入してきます。
　勇馬をかっさらうと、そのまま後部座席に乗せて逃亡します。
　一応、言っておきますが、軍基地内部です(笑)
　そこを、一隊員が、バイクで突って、証人を拉致って逃亡・・。

　剣隊長～！　ＯＵＴ～！！

　ってな事で、無事、勇馬を奪還した電撃戦隊。
　皆、一概に憤慨しております。

　剣隊長「まったく、大空が宝石泥棒なんかするわけないだろう！！なあ？みんな！？」
　隊員達「ああ！」
　　勇馬「え？なんで事情知ってるの？」
　それは、チェンジフェニックス　翼麻衣が盗聴器を仕掛けたから（２ＯＵＴ目）

　すると、大空勇馬は、意を決したように皆に言います。　

　勇馬「じつは・・宝石さ・・俺が持ってるんだよね・・」
隊員達「・・・・・・・・・・・・はぁっ！？」

　はい、３ＯＵＴ、チェンジ！！・・チェンジマンってそういう意味なのかｗ

　勇馬君の話だと、宝石は拾ったそうなんですが、じゃあ、なんで喚問の時に報告しなかったのか？という疑問がわきますが、それについて彼は、こう語っております。

　「おれ、将来、とんかつ屋やるのが夢でさぁ」

　・・・・・・。

　「その開店資金に・・・」

　・・・・・・そりゃ、逮捕指令だわ(笑)
　この時からですかね、彼に一生、ついていこうと思ったのは。

　まあ、チェンジマン自体が、電撃戦隊の名に恥じない猛者揃いなんですが、この大空勇馬は、その中でも、お気に入りのキャラクターですね。
　チェンジマンは歴代戦隊の中でも、名作だと思うので、戦隊好きな人も、興味ない人も、機会があったら、是非、観てみてください。

　余談ですが、大空勇馬役の和泉史郎さんは、恐竜戦隊ジュウレンジャーでも、ブライ兄さん役ででてますので、そちらの方も興味があったら、是非。